こんにちは。「ZetStart(ゼットスタート)」の管理人「Jin」です。
亡くなった家族がメルカリを使っていた場合、アカウントの扱いに困る遺族の方は少なくありません。
出品中の商品が残っていたり、取引が途中だったり、売上金が残っていたりと、放置すると様々な問題が生じます。
私が弟の遺品整理をした際も、フリマアプリのアカウントが複数残っており、対応に時間がかかりました。
故人のメルカリアカウントを削除するには、メルカリのサポートに遺族として連絡する必要があります。
この記事では、メルカリの故人アカウント削除の手順・必要書類・売上金の扱いについて詳しく解説します。
- 故人のメルカリアカウントを遺族が削除申請する手順
- 申請に必要な書類と準備するもの
- 売上金・ポイントの扱いと返金対応
- 出品中・取引中の商品への対応方法
故人のメルカリアカウントを削除する手順と必要書類
メルカリには本人以外がアカウントを削除する機能はありません。
遺族が削除を希望する場合は、メルカリのカスタマーサポートに連絡して対応してもらう必要があります。
メルカリサポートへの連絡前に確認すべきこと
メルカリのカスタマーサポートに連絡する前に、以下の点を確認しておきましょう。
確認すべき項目は以下の通りです。
故人のメルカリアカウントに登録されているメールアドレス(わかる場合)。
出品中の商品の有無。
取引中(購入・販売中)の案件の有無。
売上金の残高(わかる場合)。
メルカリポイントの残高(わかる場合)。
出品中・取引中の案件がある場合は、アカウント削除の前に対応が必要です。
特に購入者が入金済みで発送待ちの状態の案件は、早急な対応が求められます。
注意:取引中の案件を放置すると、購入者に迷惑がかかるだけでなく、メルカリ側から制裁措置が取られる場合があります。できるだけ早く対応しましょう。
メルカリへの故人アカウント削除申請の手順
メルカリへの申請手順を解説します。
申請手順は以下の通りです。
メルカリアプリまたはウェブサイトの「お問い合わせ」からサポートに連絡します。
「会員登録・退会について」→「退会について」を選択します。
問い合わせフォームに「故人の遺族として退会手続きを依頼したい」旨を記入します。
故人の名前・登録メールアドレス(わかる場合)・申請者の連絡先を記載します。
メルカリのサポートから必要書類の提出を求める返信が来ます。
必要な書類は以下の通りです。
故人の死亡を証明する書類:死亡診断書または除籍謄本のコピー。
申請者と故人の関係を証明する書類:戸籍謄本のコピー。
申請者の本人確認書類:運転免許証・マイナンバーカードなど。
書類はメルカリサポートの指示に従い、メールまたは専用フォームで提出します。
書類審査完了後、アカウントが削除されます。
故人のメルカリアカウントの売上金・ポイントの扱い
故人のメルカリアカウントに売上金やポイントが残っている場合、遺族はそれを受け取れるのかが気になるところです。
売上金の扱いについては以下の通りです。
メルカリの売上金は、登録している銀行口座に振込申請することで受け取れます。
遺族が故人のアカウントにアクセスできる場合(ログイン情報がわかる場合)は、振込申請を行ってから退会手続きをすることが可能です。
アクセスできない場合は、メルカリサポートに相談してください。対応方法はケースによって異なります。
メルカリポイントの扱いについては以下の通りです。
メルカリポイントは現金への換金ができないため、アカウント削除と同時に消滅します。
ポイントが多く残っている場合は、削除前に使い切ることを検討してください(ただし本人以外の使用は規約上問題がある場合があります)。
豆知識:メルカリの売上金は「メルペイ残高」として保存されている場合があります。メルペイ残高も同様に、銀行口座への振込申請(手数料あり)が必要です。
出品中・取引中の案件への対応方法
故人のアカウントに出品中や取引中の案件がある場合の対応方法を解説します。
出品中の商品がある場合は以下の通りです。
できれば故人のアカウントにログインして出品を取り消すことが理想的です。
ログインできない場合は、メルカリサポートに「出品中の商品の取り消しと退会」を同時に依頼します。
取引中(発送前)の案件がある場合は以下の通りです。
購入者が入金済みで発送待ちの状態は最も緊急性が高い状況です。
メルカリサポートに事情を説明し、取引のキャンセルと購入者への返金処理を依頼します。
購入者への連絡もサポートが代行してくれる場合があります。
取引中(受取評価待ち)の案件がある場合は以下の通りです。
商品は既に届いている状態であるため、購入者が受取評価をすれば売上金として計上されます。
ただし故人のアカウントで評価ができないため、サポートに相談が必要です。
デジタル終活でメルカリアカウントを事前に整理する方法
このような手続きを遺族に任せないために、生前にメルカリアカウントを整理しておくことが大切です。
メルカリのアカウント情報を終活ノートに記録する
メルカリを使っている方は、以下の情報を終活ノートに記録しておきましょう。
記録すべき情報は以下の通りです。
登録メールアドレス・パスワード。
登録している銀行口座情報。
売上金・ポイントの確認方法。
「私が亡くなった場合は退会手続きをしてください」という希望の記述。
特に売上金が残っている場合は、振込申請の方法も記録しておくと遺族が助かります。
生前にやっておくべきメルカリの整理
デジタル終活としてメルカリアカウントを整理する際にやっておくべきことをご紹介します。
①出品中の商品を整理する
不要な出品は取り消しておくか、売り切ってしまうことをおすすめします。
死後に出品中の商品が残っていると、遺族の手続きが複雑になります。
②売上金を定期的に振り込む習慣をつける
売上金を長期間そのままにしておくと、遺族が受け取れない可能性が出てきます。
月1回程度のペースで振込申請をする習慣をつけておきましょう。
③退会のタイミングを決めておく
メルカリをあまり使わなくなったと感じたら、早めに自分で退会してしまうことも選択肢の一つです。
アカウントを残したままにするよりも、きれいに整理してから終活を進める方が遺族の負担が少なくなります。
まとめ:故人のメルカリアカウント削除はサポートへの連絡から
故人のメルカリアカウントを削除するには、メルカリのカスタマーサポートに連絡し、死亡診断書・戸籍謄本・本人確認書類を提出して申請します。
出品中・取引中の案件がある場合は、削除前にサポートへ相談して対応を確認してください。
売上金はアカウント削除前に銀行口座への振込申請を済ませることをおすすめします。
ポイントはアカウント削除時に消滅するため注意が必要です。
このような手続きを遺族に残さないために、生前にメルカリアカウントの情報を終活ノートに記録し、定期的に売上金を振り込む習慣をつけておきましょう。
手続きの詳細はメルカリの公式サポートページをご確認ください。
法律・相続に関わる情報は専門家(弁護士)にご相談ください。


